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2011年1月23日 (日)

ジュピターという名のテーブル

我工房では、仕事の合間を縫って、我が家でも 暮らしの中の家具を作り、使い心地を試すようにしています。

昨年の夏、テーブルを新調することになりました。無垢の家具というと、重厚で重いというイメージがありますが、今回は できるだけ 軽くて 持ち運びのしやすいものというところに 重点を置いて作りました。

ところが、使っているうちに 不具合が出て、ここで 足を作り直すことにしました。天板に対して、足が細すぎたようです。

Futoi

前のスマートな足も 繊細な感じでよかったのですが、重厚感のある足に代わり、それだけで部屋の雰囲気が変わったことに 気づきました。

P1110868           直径115センチ。大人が 余裕で 6人 囲めます。

P1110859

この天板の木目が、上からみると ‘木星’みたいで、‘ジュピター’と呼んでいます。何の木か尋ねたら、山桜だと 返ってきて、驚きました。

私の中では、山桜は 紅い木というイメージが定着していたからです。一方、この写真だとわかりにくいのですが、ジュピターは 全体に 黄色味がかっており、山桜の印象が 変わることになりました。

Syokkidana_2  これは、家の食器棚です。山桜というと このあかっぽい色が頭にありました。同じ種類の木でも、それぞれ 個性があり、木目も 色合いも違うと いうことですね。

ですから、無垢の木を使うということは、一本の木に出会うということでも あるのでしょうね。

8

そして、これが 以前 使っていた山桜のテーブルです。

改めて眺めると、傷やシミもあるけれど、それを 含めて、いい味がでてきているなぁ…と、気づきました。ここに 私たちと共に歩んできた7年という月日が 刻まれていると思うと、私たちの都合で 新しいテーブルをつくったことに ためらいを感じてしまいました。

この古いテーブルも使いながら、新しいテーブルにも これからの時が刻まれていくことを心に思いながら、大切に 使っていかないとね。

家具に ご興味のある方は、我工房のホームページも ぜひ ご覧ください。

家具工房 一木(いちもく) http://homepage3.nifty.com/ichimoku/

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