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2012年1月

2012年1月31日 (火)

ロケットストーブをつくる④~土を塗る~

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今回は、レンガを積み上げ、形が整ったロケットストーブに、土を塗っていきます。

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まずは、土の調達に。他の季節になら、裏山の赤土でもよかったのですが、現在 凍って使えません。そこで、飯田にある城山建材さんで 購入しました。

雪も降る中 ”この時期、土を 買いに来る業者は さすがにいないよ”と 笑われましたが…。

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荒壁用の藁を混ぜ込んで発酵させた土と 中塗り用の砂の多い土の2種類を調達しました。写真で見られるのは、荒壁用の土 発酵して 土が黒っぽくなっていますね。ねっとりと 粘り気もあります。ただ今回はレンガに塗っていくので、荒壁用の土は使いませんでした。

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まずは、中塗りです。土に調合したものは、 中塗り用の土:山砂:消石灰:瀬戸漆喰:セメントを  1:1:0.05:0.05:0.05 それプラス切り藁(5cm~10cmくらい)を適量。 水を加えながら ぐるぐる  ぐるぐる  練りあがったら どんどん 塗っていきます。

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一日がかりで、中塗りが終了。最後にほうき目を付けておきます。仕上げの土が付きやすいように… (塗り厚は5mmくらいかな?)  瀬戸漆喰は建築工房藁さんより調達しました。これを入れることで、土だけよりやや硬くなり、ぼろぼろ崩れるのを防いでくれそうです。ちょっとわかりにくいかもしれませんが、下の写真が瀬戸漆喰です。

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中塗りが乾くのを待ち、上塗りに入ります。上塗りの調合は 中塗用の土:山砂:消石灰:瀬戸漆喰  1:1:0.05:0.05 プラス切り藁(3~5cm) 適量 です。

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土を塗ると、曲線と 陰影が きれいです。(やはり塗り厚は5mm前後)

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オリーブの石鹸のような色に仕上がりました。やはり 土の方が、趣が柔らかく 木の家になじむように思います。また、土を塗ることで、アースオーブンのような やさしい遠赤外線効果もあるのではと、期待しているのですが…。

次回は、煙突を取り付け、いよいよ 完成まで こぎつけます。

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2012年1月26日 (木)

サイレントナイト

先日、地域の催しで、各家庭が 玄関先に アイスキャンドルを灯しました。4日前に バケツに 水を張って 作られたアイスキャンドルです。

ろうそくの灯は、ほんのり 赤く、氷を照らして、夜空の星のように 輝いてました。  

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         人々が 心安らかに 暮らせますように…

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              雪の降る 静かな夜でした。

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2012年1月21日 (土)

ロケットストーブをつくる③~レンガ積みのつづき~

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前回は、ロケットストーブの要所、ヒートライザーをつけたところで 終わりました。これから、気熱の通り道を作りながら、レンガを積み上げていきます。

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レンガをカットし、水に浸して モルタルで重ねていく、という 単純な作業ですが、レンガは 水を含んで 重く、モルタルも 左官屋さんのように 手際よく きれいには ぬれません。結構な重労働です。

手は 水と砂で荒れ、真っ赤にはれました。”左官屋さんも 大変だなぁ”と 実感。言葉がこぼれました。

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それでも、レンガを積んでいきます。レンガが高くなり、腰を曲げずに作業ができるようになると、少し余裕が出てきたのか、思い出話が こぼれました。

”こうして 次は何段目 って数えながらやっていると、ログハウスを作った頃を 思い出すよ。あの時も、丸太を 数えながら、重ねていったなぁ”

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そうして、遊び心も…

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でも、慎重に…

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レンガが高く積まれ、ヒートライザーは 姿を消し、

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変わって出てきたのは、遊び心の窓・・・花や オブジェを飾ろうと考えてます

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そして、またもや 窓?…ここは、料理したものを 保温するスペースの予定デス。

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次に出ましたお月様?…いえいえ、煙突の穴です。

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そして 最後。ヒートライザー(まる)と 外側のレンガ積みとの間に パーライトを入れます。

パーライトは 断熱の役割をします。燃焼時 ヒートライザー内の温度をなるべく高く保ちたいので、周りに熱が逃げないようにするのが目的です。

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こうして レンガを積み上げて、8日目。ここにようやく、レンガ積みは終了しました。

想像していたものよりも、大きく感じます。 なんだか、遺跡みたい。目が慣れるまでは、違和感も感じましたが、ここに土を塗ることで、また 雰囲気も変わってくるでしょう。

次回は、煙突の設置と全体に土を塗り、仕上げに入ります。  ~つづく~

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2012年1月19日 (木)

ロケットストーブをつくる②~レンガを積む~

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3日目。

床を熱から保護する断熱用石板を固定して、いよいよ ここに レンガを積み上げていきます。真ん中の2枚のレンガの部分は、灰がたまる場所です。(2つ下の写真の真ん中 点検口のところです)

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積み上げるレンガは、初めに 水に浸しておきます。なぜかというと レンガをつなぐモルタルは、水と反応して固まるからです。

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   レンガを積んで、2段目。右端と真ん中手前の切れているところは、点検口です。

そして、4日目。水平を見ながら慎重に積んで行きます。

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これは、火を起こす燃焼室の床の部分です。

耐火レンガに、アサヒキャスターの目地です。ここに、更に レンガを積んでいくと…


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こうなります。”しかく”と ”まる”がありますね。
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”しかく”が 薪を入れるところ(フィードチューブ)。                            ”まる”が 熱と炎が上昇する”ヒートライザー”へと続くところです。

つまり、”四角”と”丸”が 下の部分のトンネルでつながっていて、そこで薪が燃えるのです(バーントンネル)。  ここも耐火レンガを使っています。

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点検口です。

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5日目。”まる”から 上がる熱気の通り道を作っていきます。

左側の”まる”が ヒートライザー。 真ん中が 一度上昇した熱気が 吹き下がる通路です。そして 右側が吹き下がった熱気が 再度昇ってくる通路です。

簡単にいうと、ロケットストーブの中で、暖かい空気が 上がったり 下がったり移動しながら、ストーブ全体を温めているということになります。そのための通り道です。

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さて、丸のところに、下準備で作った筒を立てます。ボイド管の型に 耐火モルタルを流し込み、筒状に作ったものです。(内径200 高さ900mm)。

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この”しかく”に 薪をいれ、火を起こし、

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 このヒートライザーが 炎と熱を 勢いよく吸い上げることが ロケットストーブの大きな要所になるのです。

とは 言っているものの、実際に うまくいかどうか…いやはや ちょっと 心配でもあります…。

それでは、次回は、更に レンガを積み上げていきます。つづく。

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2012年1月12日 (木)

ロケットストーブをつくる① ~準備から土台まで~

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今朝の気温、氷点下8度。今年の冬は 寒さが厳しいですね。それでも、この薪ストーブのお蔭で、暖かく快適に 過ごしてます。

しかし、薪の消費量が多く、毎年 薪を集めるのは 仕事の合間をぬっての重労働になっています。

ところが、この薪の消費量が少なくて済む~ロケットストーブ~なるものがある,と聞いたのは、一昨年の秋でした。

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これは、軽井沢にあるカフェ、”だーちゃ”で使っているロケットストーブです。両川氏の考案でレンガを積み上げてつくられたものです。

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この他、ワークショップに参加して、杉山氏の版築のロケットストーブも 拝見しました。

このように、その気になれば 自分で作れるのも ロケットストーブの魅力のように思われます。

さあ、それでは 始めましょう!まずは、準備から。

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ロケットストーブは 遠赤外線による輻射熱で 人や家を暖めるので、リビングの中央に設置することにしました。 それには、今まであったカウンターを 切らなければなりません。

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ギーコ ギーコ         よっこいしょっ!!
                   
        

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                   切れましたっ。これで、半日。

さあて、お次は…

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モルタルの準備と        型の準備です。



   


                     

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       そして、上の型に モルタルを流し込みます。

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それから、レンガを モルタルでつなげました。準備だけでも いろいろあるものです。  準備は まだまだ 続きます。

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次は、板に おひさま模様を 打ち付けて、大小 大きさの異なる筒をかぶせました。そうして、


  

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その筒と筒の間に 耐火モルタル(アサヒキャスター)を流し込ます。どんな形のものができるかは、大体 想像つくかと思われますが、ところで 一体、何に 使うのでしょう?

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今度は 板のようなものが 出てきましたね。これは、ACL板(軽量気泡コンクリート)というものです。空気をたくさん含んだ軽石のようなもので、断熱効果があります。

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この板を ロケットストーブのサイズに切り、きれいに やすりをかけました。

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そして、モルタルを塗り、

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ロケットストーブの設置場所に固定します。つまり、この板は 床とストーブとの断熱の役目を担うのですね。真ん中にみえるレンガの役目は、次回に 説明します。

これで、ようやく 準備が完了しました。

明日から、ここに レンガを積み上げる作業に入ります。 この続きは、また 後ほど。

 

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2012年1月 8日 (日)

新春ことはじめ-2012-

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新春ことはじめ、靴下を編み始めました。

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毛糸は、自分で紡いだもの。手前の緑は ヨモギで、奥の黄土色は ドングリで染めました。後の3玉は 羊さんの色、ナチュラルカラーです。

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これが、羊の毛。原毛です。今回は、この羊の毛が 毛糸になるまでを 簡単に ご紹介します。

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これは、ハンドカーダーと言って、羊の毛をすいて、毛並みを整えるものです。私は ここで 違う種類の毛を合わせて、すいています。そうすることで、色や風合いに深みが出てきます。

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そして、この毛虫みたいのが すいた後に、くるっと巻き上げたものです。ふわっと空気を含んでいて、まるで 雲のよう…

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これを 紡ぎ車にかけます。足元にみえるペダルのような板を踏むと 右横の車輪が回り、すくった毛に よりをかけて 糸にしていくのです。

この糸を 2、3本合わせて、毛糸が完成します。イメージできましたでしょうか?

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ところで、この紡ぎ車 イギリスからきたものなんですよ。きれいなフォルムをしていて、気に入っています。

もちろん 職人さんの手仕事です。

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使い始めて、何年もたってからのことなのですが、その職人さんの名前が こっそり入っていることに 気がつきました。

ジェームス・ウィリアムソン さんです。今も 元気で 紡ぎ車を作っているのでしょうか?

ハッピー スピニング と メッセージも入っています。

こいうの なんだか 嬉しいですねっ! 大切に使っていますよ。これからも ずっとね。

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そうして、ロバの主人も なにやら 始めました。なんだと 思いますか?

次回、ご報告いたします。お楽しみに!

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追伸; あなたも 見てますか?今宵、月明かりが きれいです。

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2012年1月 1日 (日)

お正月

大晦日、年神様を お迎えする準備を 整えました。

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まずは 裏山から頂戴したアカマツの幼木で、門松 (根引松 ねびきのまつ)をたて、

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知人からもらったわらをたたいて、編んで 、しめ飾りを作り、 玄関と、

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神棚に飾りました。 ”う~ん ここのは ちょっと変わってる”って、年神様、思うかしら?

(たらしてある紙は 紙垂 しで というらしい。作り方はWebから うーん便利な時代…)

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そして、最後に 鏡もち。干し柿、こんぶも添えました。

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シダは、庭先にあるシシガシラを使いました。冬の寒さにも負けず、緑を保っている強いシダです。

身近に手に入るもので、準備は 完了。そして、新しい年の幕開けです。

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2012年、辰年を迎えました。                                     あけまして おめでとうございます。

みなさまにとって、よき一年でありますように。

 

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