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2012年12月

2012年12月28日 (金)

お神酒の口

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これは、松本でつくられている‘お神酒の口’というお正月飾りです。

ご存じでしたか?私は、雑誌「暮らしの手帳」で知り、先日 買い求めに、松本まで 行ってきました。

松本の街中、四柱神社の横にある たい焼きやの気さくなおばさんが 作っています。昔は、松本城に仕える下級武士の内職だったそうで、今では 唯一このたい焼きやさんだけが つくっておられます。

真ん中に見られる花は、梅。美しい曲線を描くのは、松。そして、素材は 竹。松竹梅で、縁起がよいそうです。

‘お神酒の口’と言われる由来は、お神酒徳利の底に お神酒をいれ、そして 徳利の口に この正月飾りをさして、新しい神様を お迎えするという風習から来ているのでしょうね。

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我が家では、今回 お好みのお神酒徳利に出会えず、蕎麦ちょこに あつらえました。檜で支えをつくったので、お神酒に 檜の香が移ることでしょう。

来年は、良きお神酒徳利をみつけたいと思います。

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それでは、皆様、今年も 大変 お世話になりました。

どうぞ よいお年を お迎えくださいませ。

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2012年12月24日 (月)

ロケットストーブ2年目 ①始動

朝晩の冷え込みが増してきて、ロケットストーブに 火を入れたのは、10月の半ばでした。今回、2年目を迎えます。

まずは、火をつける前に、灰のそうじと 煙突の煤の掃除を行い、 仕上げに塗った土壁の割れ目に 漆喰を塗り、化粧しました。

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それから、煙突 90cmを2本追加しました。
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前回は、強い風が吹くと 風が逆流して、煙がもくもくとし、家がいぶされましたが、煙突を長くすることで、解消されました。

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イタリア アレッツオの骨董市で買ったタイル画を埋め込んで、ロケットストーブの始動を開始しました。

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今年の冬は、寒さ厳しく、すでに 真冬並みの最低気温(-8℃)に達していますが、それでも 朝の室内気温 ほぼ16℃を キープし、日中は 18℃から20℃と 安定しており、今のところ 快適です。これから、厳寒期を迎え、どう変わるか、また ご報告します。

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秋口から ロケットストーブのアクセス数が ぐんと増え、ロケットストーブの関心度が高いことがわかります。

今年は、京都美山から ロケットストーブを見に来られた方や、海外から メールをいただいたりもしました。

このブログを参考にして、完成したロケットストーブの写真を送ってくださった方も いらっしゃいます。

共通して感じることは、それぞれ 住まい環境を考慮し、独創性を発揮して、オリジナルの個性あるロケットストーブを作っておられるところが、とても おもしろいです。

寒さ厳しいこの冬ですが、ロケットストーブで 快適な冬が 過ごされますように。

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2012年12月14日 (金)

イタリア トスカーナ州 フィレンツェ・ホテル トッレ ディ ベッロスグアルド

イタリア2週間の旅も いよいよ最終日を迎えました。 最後の晩を飾るべく、選んだのは、眺めのいいホテル。

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フィレンツェ郊外にある ホテル トッレ ディ ベッロスグアルドです。中世の貴族が 狩猟をするために使っっていた別邸だそうです。
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             名前の通り、塔があります。

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フロントのあるフロアー。中に一歩入れば、もう 中世の貴族の世界に お招きされたような 高貴な雰囲気です。

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私たちの部屋は 3階。2階までは、このクラッシクなエレベーターに乗りました。

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通されたお部屋は、角部屋でした。

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さあ、窓からの 眺めは…

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フィレンツェの街が 一望できます。大聖堂を中心に広がる 赤い屋根の街並みは、心に描いていた以上に 美しく、ずっと眺めていたいような景色でした。

さて、一息ついてから、中世の館を 回りました。

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左横にある階段を上がっていくと、広いパーティーホールへと 続いていました。ここは、エントランスホールのような場所かしら?

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        天井には、紋章のような絵柄が描かれていました。

        そして、窓側には、

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ここに座って、景色を眺めるのでしょうね。なんて、贅沢な空間でしょう。

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おおきなシャンデリア…ここは、華やかな雰囲気のお部屋です。

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描かれているのは、生命の樹でしょうか?たくさんの小鳥がいて、楽しそう。

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           ティーサロンもありました。

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ちょっと はにかみ屋のオウムさんが 待っていますよ。

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           そして、お庭へ…

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山の水をひいて作られた 水辺の景色が 素敵でした。

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あの屋根…日本の家屋と似てますね。ツユクサもうえてありました。日本やアジアにも 興味のある方だったのでしょうか?

どこを歩いても、きれいに 手入れされていて、庭師のいい仕事ぶりが 拝見でき、とても 気持ちのいい素敵なお庭でした。

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そして、ライトアップされたフィレンツェの夜景をみて、眠りにつき、

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そして、朝7時。大聖堂の鐘が 響きます。旅の終わりに この静かな 優しい鐘の音を聞くことができて、幸せでした。

空港へ 旅立つ前に もう一度、朝の空気を吸いながら、庭を 散策しました。旅が終わる寂しさよりも、この素敵な庭を歩けることが 楽しく、最後に このホテルで過ごせたことに、喜びを感じていました。

古い館を維持していくことは、大変なことでしょう。それでも、当時の雰囲気を きれいに残しつつ、ホテルとしての快適さも 加味し、また  美しい庭で おもてなしを受けたことは、気持ちよく 心に残りました。

そして、数日前、サプライズのクリスマスメールが このホテルから 届きました。嬉しい 心遣いですね。グラツィエ ミッレ。

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2012年12月 9日 (日)

イタリア トスカーナ州 アレッツオ②骨董市

やってきました、骨董市。アレッツオの骨董市は イタリア最大規模と言われ、毎月第一土曜、日曜に開催しています。

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旧市街のあちこちに 店が軒をつらね、全部 見て回るには、最低 丸1日は 欲しいところ。

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うわぁ~、こんな ものまで。所変わればで、日本の骨董市では見られない 目新しいものが たくさんあり、お国柄が出ていて、楽しいです。

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広場へ 行ってみれば、

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家具が いっぱい。

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古いものを 大切にしているイタリアならでは…ですね。

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この広場、映画「ライフ イズ ビューティフル」の舞台になったところでもあります。

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私の中では、印象に残っている映画のひとつで、今回 イタリアへ行く前に 前半だけ 見てきました。この風景を眺めながら、ふたりが出会ったシーンを ひとりで こっそり 思い浮かべたりして…

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さて、また みて回りましょう。

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アレッツオの旧市街、大きな街ですが、古い家並みがつづき 風情を感じます。

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いつもの静かなアレッツオのときも 訪れてみたくなりました。

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さあて、そろそろ 決めないとね。

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          商談、成立です。

今回、購入したものの 一部を ご紹介しましょう。

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アンコーナの騎士の紋章が描かれた陶板。これ、結構 重いんですよ。今回の旅で、主人は 紋章に 興味を持ったようです。

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そして、これは、トスカーナ地方の焼き物、ピッチャー。季節の花をさして、楽しんでいます。

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楽しい一日でした。近ければ、散歩がてら 毎月 行きたいところ…。

さて、明日は、フィレンツェで イタリア 最後の晩を迎えます。

 

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2012年12月 8日 (土)

イタリア トスカーナ州 アレッツオ①メルカート

ちいさな街巡りを終えて、アレッツオにたどり着くと、はじめは 車や人の多さに くらくらし、雑音が気になったりしていましたが、10月6日、本日は 楽しみにしていた ‘市’の日です。

朝 8時半に宿を出て、まず 向かったのは、メルカート(毎週 土曜日)。昨日、OSANAIさんから アレッツオの地図をいただいて、場所は 把握済み。

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メルカートに着いて、まず 目に入ってきたのは、日用雑貨と 衣料品でした。

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予想外にも 衣料品のお店が多く、特に 3ユーロとか 5ユーロの大安売りのお店には、人だかり。女のひとが こぞって 真剣なまなざしで 買い物を楽しんでいました。

これは、どこも 万国共通なんですね。

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            そして、生鮮市場。

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ありましたっ!ポルチーニ!おいしかったなぁ…。(ポルチーニのサラダとソテーを思い出す)

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そして、こちらも ポルチーニ専門店。旬ですものねぇ。

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こちらは、肉やさん。おおきな豚の丸焼きを 売込中。おいしそっ。

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チーズやさんも、迫力満点です。このおおきなパルミジャーノ!試食を いただきました。甘くて まろやかで おいしかったですよ~。

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季節外れだけど、アーティチョーク。旬のもの、おなか いっぱい 食べてみたい。

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こちらは、パンプキンが 盛りだくさん。まるで オブジェのようですねぇ。もっと ゆっくり楽しみたいところですが、今日の目的は これではないのです。

次に向かったのは、オーガニックの産直コーナー。

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無農薬のりんご。日本では 無農薬で 育てるのは、なかなか難しいと言われてますが、イタリアでは どうなんでしょう?食べてみたら、皮かたく、実も ぎゅっとしまって、以前に 一度 もらって食べた日本の無農薬りんごと 似ていました。

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そして、はちみつ。一通り 試食をし、さんざん 悩んで、エリカ(ヒース)のはちみつを 購入。初めは 重いからやめようと思っていたんですけど、おいしいし、日本のものと比べると、とても 安いので、買ってしましました。

きっと、この間 主人は、後ろで はらはらしていたはず。今日の目的は、ここでは ないのですから。

さあ、急いで 骨董市へ 行かなくっちゃ…

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2012年12月 5日 (水)

イタリア トスカーナ州 オルチャ渓谷⑤モンテプルチャーノのアグリツーリズモ

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キアーナ渓谷を望み、また オルチャ渓谷の玄関口でもあるモンテプルチャーノ。

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毎週木曜は、メルカートが開かれます。

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私たちは、オルチャ 滞在中、このモンテプルチャーノのアグリツーリズモに 宿をとりました。ガイドをしていただいた いのうえさんのご推薦の宿です。

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街から、車で 約5分ほどのオリーブ畑に囲まれたアグリです。離れになっていて、部屋数は、3室。朝食は、ここのコモンスペースで 他の宿泊者と いっしょにいただきます。

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高台の庭からの眺めです。朝陽を みることができました。

1泊2食付で、夕食は 母屋で いただきました。

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ルチアさんお手製のトスカーナ家庭料理と自家製のワインを 毎晩 ごちそうになりました。これは、インゲン豆と 肉団子のようなソーセージの煮込み料理。

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                手打ちパスタ

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         これは、ニョッキ。もっちりして おいしかったです。

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そして、こちらは、ビスコッティ。甘いワインにつけて いただきました。

どれも、素朴な家庭料理。ルチアさんの家族といっしょにいただくので、家にお招きされたような気分で、楽しい夕食となりました。ごちそうは 少なめによそってくれるので、その時のお腹の具合に合わせて、無理せず食べれるのも、よかったです。

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また、今回は 日本の2家族の方と 同席だったので、旅の情報交換などもでき、日本語での会話で 話が弾みました。

ここモンテプルチャーノ界隈は、おいしいものがあるところだそうで、市場には 回らないワイン、キアーナ牛、そして チンタセネーゼ豚など 絶品だそうです。

残念ながら、今回の旅では、街を歩き、美しい風景を眺めるだけで、もう 胸が いっぱいで、欲が 食まで いたりませんでした。

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さて、翌日、話に聞いた、モンテフォロニコ(Montefollonico)という小さな街に寄ってみました。朝一番に行ったので、清掃員のかたが 掃除をされていました。公園のトイレも、街中も きれいになっていたのは、この方のおかげですね。

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あちこちの家の窓辺に、お花が きれいに 飾られていました。この街には、一押しのリストランテもあるそうです。いつか 行ってみたいです。

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そして、街のはずれに、ちいさな教会があり、ここから モンテプルチャーノが 一望できます。

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ちょうど キアーナ渓谷に 雲海がかかり、雲の上に モンテプルチャーノの街が浮いているように見え、神秘的でした。

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楽しかったオルチャとも、今日 お別れしなければなりません。しみじみと この風景を眺め、少し 後ろ髪をひかれる思いで 車をレンタルしたアレッツオへ戻ります。(オルチャ渓谷滞在  10月1日~10月5日)

 

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2012年12月 1日 (土)

イタリア トスカーナ州 ソバーナ・ピティリアーノ

エトルリア古墳を後にして、向かったのは、ソバーナという街でした。旧市街の人口が1000に満たず、 町の真ん中には 2キロあったかないかの一本道があり、その両脇に お店や家が立ち並ぶだけのちいさな街です。

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こじんまりしているけど、街が平坦で空が開けているので、街自体が明るく感じました。

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さて、この街で まず出会ったのは、イタリアの家具やさん。

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お店の奥には…

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工房があり、主人が 作業をしていました。いのうえさんに通訳をしてもらいながら、少しばかり 話をすることができました。主に、教会の家具の修復を仕事としているそうです。

思いがけないところで、同業者に出会い、‘ここで いっしょに やらないかい?’と声をかけてもらって、結構 その気になった ろばの主人でした。

そして、向かったのは、町外れにあるロマネスクの教会です。

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街は 小さいのに、大きな教会が 2つもありました。外壁の石が 歴史を物語っていますね。

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そして、ロマネスクらしい ちいさな窓と、

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                 彫刻…

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              そして、ここにも 、

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               静けさと ひかりがありました。

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もうひとつの教会には、美しいフレスコ画があり、

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そして、廃墟となった城跡。このちいさな街にも、きっと ちいさな物語があるのでしょうね。

そうして、最後の街、ピティリアーノへ。

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この街の風景…すごいでしょう。街が 岩の上に そびえたっています。

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ピティリアーノの街に着いたのは、シエスタが終わり、人々が 街に姿を現し始めた頃でした。 

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目の前を、3輪トラックが 横切り、

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こども達が 楽しそうに遊んでいる。

商店街を歩くと、おもしろいものが目に入ってきました。

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ピティリアーノでは、いのししの肉をよく食べるんだそうです。

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お肉屋さんをのぞけば、おいしそうなものが いっぱい。

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いのししのサラミが 勢ぞろい。マッシモさんが、ひとつ 買って、味見をさせてくれました。ぱくり…。うん?かっ、辛い!!香辛料が いっぱい、とうがらし 入りすぎ?いのししの味は、私には わかりませんでした。(舌が ヒリヒリするぅ)

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チーズのコーナーには、ネズミくんがいます。

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いのししの像までありました。ねぇ、きみは 一体 どんなお味?そういえば、猪鍋も食べたことなかったなぁ。

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そうして 奥へはいっていくと、静かな住宅街。赤いレンガを積んでいる家は見当たりません。この土地の石の色の街並み。ドアが あちこちにあって、こどもの頃 読んだ アリババと40人の盗賊 を思い出していました。ここは アラブではないのにね。

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この街には、どこにでもある日常が ありました。イタリアのどの街でも見られる おしゃべりの風景。のんびりとした時間を楽しむ人々。

ここピティリアーノの人々は、昔 ユダヤ人の迫害を みんなで守りぬいたそうです。そして、今でも この街には ユダヤの教会と パン屋さんがあります。

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何があっても変わらない、強さと おおらかさがある街、そして人。ノラ猫ちゃんたちも、のんびり 気ままに暮らしていそうです。

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そして、最後に 案内をしてくださったいのうえともこさん&マッシモさんご夫妻を 紹介します。

一日に 4か所も見て回りましたが、のんびりペースで、ちょっと骨董屋さんに寄ってみたりと、寄り道しながらの楽しいガイドでした。

猫好きのマッシモさんは、額をつくるのが趣味だそうです。ともこさんには、イタリアよもやま話を たくさんしてもらい、楽しいおみやげができました。

南トスカーナを 個人で案内するホームページがあります。どうぞ こちらも ご覧ください。

http://www.tabitoscana.com/

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