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2013年6月

2013年6月20日 (木)

雀おどし

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松本、塩尻周辺を 車で走っていると、時折 屋根に このような 棟飾りをつけた家をみつけます。(写真:松本市 馬場家住宅)

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これは、‘雀おどし’と言われ,その当時、 豪商・豪農であった家々が 富の象徴として つけたものだそうです。

この形が印象的で、遠くからでも すぐ目に入り、前々から気になっていました。

米をあらす雀の 天敵である猛禽類(鷹など)が、羽を広げた姿を かたどったものなんだそうです。 なるほど、確かに そのように見えますね。

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わが街にも、この雀おどしをつけた本棟造りの古民家があり、先日 公開日に 見に行ってきました。(旧小野家住宅)

伊那街道と初期中山道が交差する小野宿にある古民家です。問屋として使われていました。

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中に入ると、すぐ目に入ってくるのは、黒光りした大きな梁

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  壁には、いくつもの提灯が入っているはこが並び、問屋であった 面影がみてとれます。 

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奥のお座敷は、お偉い客人をもてなす部屋となっており、上がり口(式台)も 別に設けられていて、客間も 一段高く 畳が敷かれていました(上段の間)。

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保存会の方々によって 大切に守られていることが、当時のままの家の様子から 伺われました。

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ふすま紙がはがれて、下地に古紙が張られてるのが見えるところがいいですね。

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        この煤けた壁が 時を感じさせます。

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そして、今回 一番 興味をひいたのが、お台所です。

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           なんともりっぱな‘かまど’がありました。

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木枠で囲まれたところが いいです。この風貌…ちょっと 憧れます。

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そして、また 流しの上にあった この鍋かけが いいです。

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木で作られています。とってが 縦にも横にもかけられるようになっている。素晴らしい。

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      日本の古き美しきものに触れた よき一日でした。

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2013年6月10日 (月)

かえるのはなし~ねぼすけ~

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春から、困ったほどに 雨が少ない。新緑が 雨に輝く光景も まだ数えるほど。

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そんなある日のこと、新緑色をしたあるものに 出会った。

今年は、ずんだ餅でも作ってみようかと 思い立ち、枝豆の種をまく準備をしているときだった。

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              ふと、目にはいってきた‘みどり色’…

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                  かえる…だった。

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背中に土がついていたので、どうやら 穴にもぐっていたらしい。カメラを取りに行っている間に、その土は きれいになくなっていた。

種まきは 中断し、

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              かえるを みる…

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寝ぼけまなこで、時折 おおきな口をあけて、あくびをする。

どうやら まだおねむの様子。

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              その仕草が、なんとも 可愛らしい。

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そうこうしているうちに、再び 土の中にもぐり込み、寝てしまった。

もう 6月ですよ…ねぼすけくん。

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                 新緑が 風に揺れ、

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                   ちいさな花々が 

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                 色とりどりに

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                色を添える。

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あのかえるくんは、今頃 どうしてる?

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雨乞いしてるでしょうか? 6月の庭で。

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2013年6月 2日 (日)

信州新町へ

仕事の打ち合わせで、信州新町へ出かけました。

豊科インターを降り、安曇野を抜けると、大きく蛇行する犀川に沿うように 国道が続きます。犀川の水は 山々の雪解け水を たっぷりと集めて、ゆったりと流れています。新緑を水面に映しながら、エメラルド色に輝いていました。

そうして、走ること 1時間ちょっと。ようやく 信州新町のエリアに入り、目的地に向かって、山道に入っていきました。ところが、走れどはしれど、 集落らしきものは 見当たらず、山は深まるばかり。

道を間違えたのでは…と いささか不安になりかけてた時でした。突然、目に飛び込んできたのが、

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この大きなお地蔵様。どっきりでした。

(後で知ったのですが、このお地蔵さんは、太平洋戦争で戦没した戦友を供養するために 個人の方が置いたものだそうです。)

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このお地蔵様のお蔭で、不安がふっとび、何かがあるような期待感が生まれ、わくわくしながら 先に進むと、急に山が開け、目的地に到着。

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田畑が広がり、家並みのそろった、昔ながらの日本の原風景が 広がっていました。

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この静かな集落で 使われなくなっていた古民家の主となり、息吹をかけている方がいます。

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今回は、この家の再生に向け、キッチンを納めることになっています。

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打ち合わせが終わり、少しばかり 村を案内していただきました。

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おもしろいことに、この集落には、四国88か所観音巡りができるようになっています。

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その昔、この地に住んでいた人が、不幸に見舞われ、四国へ巡礼に出かけました。そして、四国まで出かけられない人たちのために、この集落に 同じように88の観音様を建てたそうです。1800年代のことです。

時間をつくって、ゆっくり歩いてみたい 魅力的な‘かくれ里’が ここにありました。

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