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2013年11月

2013年11月28日 (木)

恵那へ その2・眺めのいい家

いくつもの里山を超え、登りつめたところに お施主さんの家はありました。山の上なので、眺めは抜群です。

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まわりの景色と溶け込むように…という思いを込めて、ナチュラルな木材を壁に使っています。

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ドアを開けると、迎えてくれたのは、ガマズミの赤い実。家族を、そして お客様を 温かく迎える ウエルカムコーナーですね。そうして、

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リビングへ入ると、大きな窓から、眺めの良い風景が一望できました。なんて気持ちのいい空間なのでしょう。ここで お茶でもしたら、一日 のんびりしてしまいそうです。

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この大きな窓には、障子がついています。障子紙の柔らかさ、そして 格子の美しさ。日本の伝統の美を あらためて感じました。

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そして、リビングの横に 我が工房が納めたキッチンがあります。

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栗を基調にしたキッチンです。

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引き出しは、とってをつけずに 引き出せるデザインになりました。

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ふと 上を見上げると、ちいさな かわいい子窓。ちいさな空とおしゃべりができそうです。小鳥さんが遊びに来るかしらね…。

こちらの家は、フィンランドと お花の好きな 河合さんの設計です。ホームページがありますので、ぜひ こちらも ご覧ください。

その3へ、つづく。

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2013年11月25日 (月)

恵那へ その1.旅をした気分

先日、キッチンを納めたお宅の完成見学会があり、訪ねてきました。場所は、岐阜県 恵那市。

長野との県境にある中津川市の隣町で、今回 初めての土地でした。お昼をとったところの近くに、たまたま 遊歩道があり、行ってみると、

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川が見えました。遊歩道は、この川沿いの雑木林へと続いています。少し歩いてみることにしました。

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川岸には、ところどころ こんな大きな岩が ごろんとあって、なんだか愉快な気分になりました。

大昔、この川が もっともっと大きかった頃、こんな大きな岩が流されながされ、まるみを帯びた形になったのでしょうか?さぞかし 大きな川だったのでしょうね。しかし、見事に 立ち止まっているものですね。

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変化のある川岸の風景を楽しんでから、しばらく 川の流れをみつめました。ゆったりとした川の流れ。心の中を 静かな時間が流れました。

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そして、気になったのは、柿の木。川沿いに生えているので、地元の方に伺ったところ、野生の柿であることがわかりました。おいしそうな実が たくさんなっていますが、もちろん 渋柿です。実は ゴルフボールくらいで 小粒です。

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雑木林の中へ入っていくと、目を丸くしてしまいました。なんと、カンアオイがあります。京都で庭めぐりをしているときに、このカンアオイに魅かれ、我が家の庭にも植えたのですが、自生のものをみるのは、これが初めて。

そして、地元の方から、ギフチョウの話を伺いました。

270pxluehdorfia_japonica_on_rhodode            (写真は ウィキペディアより 引用しました)

カンアオイは、ギフチョウの幼虫の食草だそうです。そして、カンアオイは、コナラやクリなどの 里山の雑木林に生息するとのこと。

確かに この林は、枝打ちされ、下草がかられ、人の手のはいった 明るい雑木林でした。この恵那周辺では、ササユリも自生するそうです。

お隣の県ですが、長野とは 植生が違うことに気づき、新しい発見に わくわくしました。

そして、このわくわくは、まだ 続いていくのです。

お施主さん宅まで、いくつもの里山を通り抜けていきました。その里山の風景の中に、小さな集落があり、黒瓦に黒壁のりっぱな農家の家がみえます。かと思えば、町屋が立ち並でいたのを思い浮かばせるような商店街があったりもします。

長野と同じ里山の風景。でも、違う文化が 垣間みえ、興味がわいてきます。

更に、気分を盛り上げるのは、道中をお供してくれるかのように走る明智鉄道。トンネルを抜け、畑を走り抜け、小さな駅がみえました。

もう 気分は 旅をしているかのようでした。でも、先を急いでいたので、この間の写真はありません。あぁ、残念。

そして、数日後。あるデパ地下の銘菓店コーナーで、恵那のお菓子をみつけました。

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それが、このカステラです。恵那の岩村というところに、城下町があり、そこの医者が蘭学を学びに 長崎へ出かけ、出会ったのが カステイラ。江戸時代のお話です。

その当時の製法で、今も 作られているとか。おいしいものは いくらでもある今の世の中。昔に思いをはせながら、昔の味に 舌鼓するのも いいものですね。卵の味がする素朴なカステラでした。

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これは、そのカステラをつくっている松浦軒。調べたところ、ここ岩村は、このような古い街並みが残っているそうです。

仕事で行った恵那でしたが、気になるものがいっぱいの魅力的な土地でした。

(その2へ つづく)

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2013年11月10日 (日)

秋の終わりに

1.  花を咲き終えた白花ホトトギスの 葉に落とした影の形が なんとも可愛いらしくて、  ぱちりとカメラにおさめたのは、夏の終わりのころでした。

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この頃から、太陽は すこしづつ低くなり、裏山がせまる我が家の庭は、陰るのが早くなっていきます。

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そうして、西日が差しこむ ほんのいっときの 美しい光景。こんなところから、我が家の秋は 始まりました。

2.  9月。どんぐりが落ちているのを 目にする頃、 木の実が 色づいていることに気づきました。

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すると、ほら こんなところにも。雑草にまぎれて 目につかなかった ツルリンドウが こんなに きれいな実をつけていました。

3.    そして 10月。ぽつりぽつりと 木々が 色づき始めました。

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             まずは、玄関先のツリバナと 

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              甘い匂いをはなつカツラ。

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            毎年楽しみにしている 秋の匂いです。

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そして、葉が散り始めると 足元に 赤と黄色のじゅうたんが敷かれ、何度も 眺めているうちに ツチグリをみつけました。

        

4.   11月。今年の秋は、暖かでしたね。ゆっくり 山を染め始めた紅葉が、今 ピークを迎え、黄色に染まっています。

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             どこもかしこも 黄色づくし

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            そこに ちらっと 赤がはいる美しさ

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コアジサイの森も 優しい黄色につつまれて、秋の終わりを 楽しんでいます。

 

5.朝の冷え込みが 増してきました。

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             美しい紅葉が ぱらぱらと 風に舞い、

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落ち葉のじゅうたんが ふかふかになっていきます。

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深まる秋を見送りながら、心の準備をしています。もうすぐ もうすぐ 冬が来ますから。

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