ロケットストーブ

2013年1月13日 (日)

冬の日~ロケットストーブ2年目②

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ここのところ、毎日 晴天が続いています。風のないひだまりは、外でも ちょっと ひなたぼっこをしたくなるような暖かさです。

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ロケットストーブの暖かさも このひだまりと似ています。ふんわり包み込むような暖かさ。ですから、長野の厳寒期の朝の冷え込みには、ちょっと 部屋を温めるのに 心細く感じることがあるんです。

そんなときは、既成の薪ストーブを併用しています。薪ストーブは、放熱が強いので、すぐ 部屋が温まりますものね。その後は、ロケットストーブで ちょろちょろと 暖かさを保っております。

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そして、ある日のこと。ロケットストーブの煙突に、つららができました。雪解け水が凍ったものではありません。ロケットストーブで 燃焼した薪から出たもの…

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下のバケツには、こんなにたまっています。これをみて ふと思い浮かべたのは、ノルウエーのスターブ教会。タールを塗られた黒い木造の教会です。

Kyoukai
防腐効果のあるタールが塗られていることで、12~14世紀の中世の木造建築が 今も30近く 残っているのですよね。(一度 見てみたいなぁ)

そして、ふと ‘タール’とは なんだろう…と思い、少し 調べてみました。

タールには、石炭を燃焼させてできる コールタールと、木を燃焼させてできる木タールがあるそうです。

このバケツに 凍って固まっているものすべてが、 タールではなく、燃焼して出た液体を 最低3か月寝かせると、粘液状のものが下に沈殿するそうです。これが、木タールで、上の上澄み液が 木酢液になるそうです。

このタールですが、人体に有害を及ぼすという説もあり、安易に使うことは 控えた方がいいのかもしれません。

でも、ちょっと 遊び心で 防腐剤として 何かに使ってみたい気もしますけど…。

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さて、この日の夕方、注文していたあるものが 届きました。何だと思いますか?この袋の中に、軽トラック1台分の薪が 入っているんです。

昨年は なかなか忙しく、薪の準備が不十分だったため、ここで 調達です。
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長野の山で きっと一番多いカラマツの間伐材。袋から出して、積み上げました。さて、今シーズン、これで 足りるでしょうか?

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歩くと ‘きゅっ きゅっ’と鳴る しまった雪が、午後からゆるみ始め、 ‘さくっ さくっ’となってきました。どうやら、明日は、雪が降るようです。

そして、翌日…

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2012年12月24日 (月)

ロケットストーブ2年目 ①始動

朝晩の冷え込みが増してきて、ロケットストーブに 火を入れたのは、10月の半ばでした。今回、2年目を迎えます。

まずは、火をつける前に、灰のそうじと 煙突の煤の掃除を行い、 仕上げに塗った土壁の割れ目に 漆喰を塗り、化粧しました。

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それから、煙突 90cmを2本追加しました。
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前回は、強い風が吹くと 風が逆流して、煙がもくもくとし、家がいぶされましたが、煙突を長くすることで、解消されました。

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イタリア アレッツオの骨董市で買ったタイル画を埋め込んで、ロケットストーブの始動を開始しました。

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今年の冬は、寒さ厳しく、すでに 真冬並みの最低気温(-8℃)に達していますが、それでも 朝の室内気温 ほぼ16℃を キープし、日中は 18℃から20℃と 安定しており、今のところ 快適です。これから、厳寒期を迎え、どう変わるか、また ご報告します。

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秋口から ロケットストーブのアクセス数が ぐんと増え、ロケットストーブの関心度が高いことがわかります。

今年は、京都美山から ロケットストーブを見に来られた方や、海外から メールをいただいたりもしました。

このブログを参考にして、完成したロケットストーブの写真を送ってくださった方も いらっしゃいます。

共通して感じることは、それぞれ 住まい環境を考慮し、独創性を発揮して、オリジナルの個性あるロケットストーブを作っておられるところが、とても おもしろいです。

寒さ厳しいこの冬ですが、ロケットストーブで 快適な冬が 過ごされますように。

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2012年3月 1日 (木)

2月と ロケットストーブ

ロケットストーブに 火を入れ始めて、もうすぐ ひと月になります。いえ、まだ ひと月と言いたい所です。

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というのは、使い始めが ちょうど厳寒期。また 今年は寒さ厳しく、2月は、朝の最低気温が マイナス8度から12度の間を 行ったり来たりしていました。

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ロケットストーブの特徴として、ストーブ自体が暖まるまでに かなり時間がかかるので、その間は ロケットストーブだけでは 薄ら寒く感じるときがあります。

平均室温、17-18度。朝方は 16度。日中は 20度まで いくこともありました。

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これが、秋の初め頃から使い始めていたら、温かさの実感は 恐らく違っていたでしょう。ですから、ここで ひとくくりに ロケットストーブを語ることは まだできませんが、楽しいですよ。

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ロケットストーブができて、薪ストーブよりも 更に 火を身近に感じるようになりました。火の世話に 結構 手をとられるのですが、それが 不思議と 厄介ではなく、楽しく感じるのです。

それもまた、状況や 人により、感じ方は いろいろでしょうから、一概に言えませんが。

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実は、ちょっと 焚き過ぎたようでして、ヒートライザーの上のところに ひびが入りました。作った手間を思うと、”あ~ぁ”と言ったところですが、ご愛嬌で オフシーズンになったら、そのひびに 漆喰で補修をしてあげよう…と 話をしています。

これも 手づくりだから、楽しめることですね。買ったものなら、目くじらがたったかな?

興味のある人が集まれば、”ここは ああしてる”と 自分なりのアイデアを 意見交換できるのも ロケットストーブの魅力だと思います。

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こんな楽しみもありますよ。 2月には こだわりのチョコレートケーキを焼く日がありまして、食べる前に ちょっと ロケットストーブで 温めると、表面が ぱりっとし、中が とろっとして、ホットなチョコレートケーキになり、おいしさが アップしました。

お皿を温めておくのも、定番になりました。

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ロケットストーブの登場で、すっかり 肩身の狭くなった薪ストーブですが、火力の強さでは劣りません。味噌作りで 大豆6キロを煮るのに 大活躍。

厳寒期の本当に寒い日は、薪ストーブを使ってもいいかな とも思います。しばらく、家を留守にしたときには、必須でしょう。

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家の中で過ごしている盆栽は、部屋の暖かさで 2月の半ば頃から 芽が動き始め、すっかり 新緑を迎えています。過保護にならないように、寒い日でも 日中は 外に出すようにしていたんですけどね。

しかし、緑は いいですね。真冬の中での 思いがけない芽吹きに 心楽しませてもらっています。

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新しい靴下も できあがりましたっ。編みこみにしたので、地が厚く、ぬくぬくと温かです。

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2月の最終日に降った雪は 今日の暖かさで、みるみる 溶けてなくなりました。今日から3月。寒さも緩んで、春の気配を感じるようになってくることでしょう。(期待!)

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2012年2月14日 (火)

ロケットストーブを改良する

その後、また いろいろ 考えて、ロケットストーブを改良しました。

その1.煙突

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火の引き込みを強くするには、どうしたらいいか…両川氏に相談したところ、軒下は、風がたまりやすいので、外に出した方がいいのでは、という提案がありました。

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やはり、煙突は 長いほうがいいようです。以前より、安定して 火が燃えるようになり、風が 吹き込んでくることもありません。

その2. 天板

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鉄作家の河原崎氏に依頼をして、鉄の天板が きれいに加工されて 戻ってきました。

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試しで使ったときに、ヒートライザーからの高熱で、鉄が曲がる兆候が見えたので、保護のため、ヒートライザのところを 2重にして 炎よけの細工を施し、

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また、持ちやすいように、取っ手もつけてもらいました。

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ところで、この天板。一枚 30キロと重いので、持ち上げるのに、ひと苦労。そこで、滑車をとりつけ、天板の微妙な位置を うまく調整できるようにしました。

その3.ダンパー

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バイパスの空気を調整するダンパーです。上のネジを回すことで、鉄板の下にあるダンパーを上げたり、下げたりできるようにしました。

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                ダンパーを取り付けます。

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そして、完成です。火の入れ始めは、ダンパーを 開けますが、火が安定してきたら、閉めます。

4.漆喰を塗る

趣のある土壁ですが、薪をくべる時などに 何気なく 足でこすって、土がこぼれます。そこで、崩れやすいところに 顔料で色をつけ、漆喰を塗りました。

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ちょっとした アクセントにも なったでしょうか?

5.点検口

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灰をかき出す取り出し口です。取っ手は、木で作りました。家具屋ですからね。

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こちらも点検口。

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2012年の冬は 明けても暮れても ロケットストーブの日々が 続いています。

ここで、ホームページに ロケットストーブの記録をまとめました。概略図も 掲載しています。ご興味ある方、ぜひ ご覧ください。 こちらから⇒

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2012年2月 5日 (日)

ロケットストーブに火を入れる

  いよいよ ロケットストーブに 火を入れます。

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どうやら ロバの主人は、喜びよりも 火がつかなかったらという不安のほうが 大きい様子。Photo_6
さあ、火をつけます。

しばらくすると、上のダンパーのところから、もくもくと 煙が…?煙はおさまるどころか、部屋中に広がり、目が痛くなってきた。なんだか 焚き火をたいているかのようだ。

それでも、火が 引き込まれる様子がみえて、ロバの主人は、ほっとした様子。夜でもあったので、一日目は、これにて 終了。

2日目。朝から 雪。大寒波の到来で、突風が吹き荒れる一日。

お昼前から、火をつけ始める。ダンパーを 修正したので、煙が もくもく出ることは なくなったが、突風にあおられて、煙突から 風が入り、煙が舞う。

午後、杉山氏が 様子を見に 寄ってくれた。楽しくストーブ談義を交えながら、問題の箇所をさぐる。

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まずは、焚口。どうやら 広すぎたようだ。レンガを置いて、空気が 引き込まれやすいように 調節する。

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そして、2つめは 煙突。軒下にはあるが、風の影響を受けやすいので、囲いをつけたほうが いいのではということになる。

それでも、この日は 夕方過ぎまで、火を入れ、お湯をわかし、土が温まったのを 確認した。

3日目。煙突に囲いをつける。

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                                                                              まずは、これ(写真 左)。ちょっと小さすぎました。    次は、ぐるっと囲んでみる(写真 右)。たまに、変な風が吹くと、入り込んでくることがあるが、まあ 良しとする。

また、午後から 火をつける。今日も、風はあるが、昨日よりは 安定して 燃えている。

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しかし、今度は ストーブが暖まって、まだ 乾ききっていないレンガの水分が出てきた。下に バケツを置く。

この日は、夜まで 火を入れるが、部屋を十分に暖めるまでには、まだ いたらない。灯油のストーブで 補充する。

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5日目。連日 氷点下10度の寒い朝を迎えている。今日は、4年ぶりに 諏訪湖に御神渡ができた。

昨日の余熱が残っていて、土の表面が ほんのりと温かい。今日は、午前中から 火をつけ始める。

炊き始めは、火が不安定。細い薪だと 割とすぐ燃え尽きてしまったり、逆に 太すぎると、途中で 火が下火になってしまったりで、一日 火の番人をするはめとなる。

レンガは乾いたようで、結露は 少なくなる。

火の引きが まだ弱い。改善の余地あり。

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 ~お皿が温められますよぉ~

火をつけ始めて、小さなハプニングが続出で、その度に 頭を使い、手を加えて、少しずつロケットストーブになっていくところが、おもしろいなぁと 感じています。

完璧な市販の薪ストーブでは 味わえない楽しさだと思います。不完全である故の未知なる楽しさですね。

まだまだ、ロケットストーブの話題は つづきそうです。

 

 

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2012年2月 2日 (木)

ロケットストーブをつくる⑤~仕上げ~

長いことかけて つくってきたロケットストーブも いよいよ仕上げに入ります。

まずは、煙突の取り付けから。

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煙突径(φ200)より一回り大きくカットするのは、結構 神経を使います。ましてや丸太の壁、 穴あけに半日以上かかりました。

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煙突の周りはALC板で断熱

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室内の煙突の様子です。

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セラミックテープを上端に回して、その上に9mm厚の鉄板を乗せます。

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セラミックテープを乗せたところ

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これがその鉄板、一枚 約30キロもある鉄板を 2枚 かぶせます。(真ん中あたりで2つに別れています) 余談ですが、天板に映る電灯の光が まるで 夜の海に浮かぶ 月明かりのようですね。

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さぁて! いよいよ 明日は、不安と期待の ”火入れ”です。

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2012年1月31日 (火)

ロケットストーブをつくる④~土を塗る~

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今回は、レンガを積み上げ、形が整ったロケットストーブに、土を塗っていきます。

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まずは、土の調達に。他の季節になら、裏山の赤土でもよかったのですが、現在 凍って使えません。そこで、飯田にある城山建材さんで 購入しました。

雪も降る中 ”この時期、土を 買いに来る業者は さすがにいないよ”と 笑われましたが…。

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荒壁用の藁を混ぜ込んで発酵させた土と 中塗り用の砂の多い土の2種類を調達しました。写真で見られるのは、荒壁用の土 発酵して 土が黒っぽくなっていますね。ねっとりと 粘り気もあります。ただ今回はレンガに塗っていくので、荒壁用の土は使いませんでした。

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まずは、中塗りです。土に調合したものは、 中塗り用の土:山砂:消石灰:瀬戸漆喰:セメントを  1:1:0.05:0.05:0.05 それプラス切り藁(5cm~10cmくらい)を適量。 水を加えながら ぐるぐる  ぐるぐる  練りあがったら どんどん 塗っていきます。

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一日がかりで、中塗りが終了。最後にほうき目を付けておきます。仕上げの土が付きやすいように… (塗り厚は5mmくらいかな?)  瀬戸漆喰は建築工房藁さんより調達しました。これを入れることで、土だけよりやや硬くなり、ぼろぼろ崩れるのを防いでくれそうです。ちょっとわかりにくいかもしれませんが、下の写真が瀬戸漆喰です。

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中塗りが乾くのを待ち、上塗りに入ります。上塗りの調合は 中塗用の土:山砂:消石灰:瀬戸漆喰  1:1:0.05:0.05 プラス切り藁(3~5cm) 適量 です。

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土を塗ると、曲線と 陰影が きれいです。(やはり塗り厚は5mm前後)

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オリーブの石鹸のような色に仕上がりました。やはり 土の方が、趣が柔らかく 木の家になじむように思います。また、土を塗ることで、アースオーブンのような やさしい遠赤外線効果もあるのではと、期待しているのですが…。

次回は、煙突を取り付け、いよいよ 完成まで こぎつけます。

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2012年1月21日 (土)

ロケットストーブをつくる③~レンガ積みのつづき~

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前回は、ロケットストーブの要所、ヒートライザーをつけたところで 終わりました。これから、気熱の通り道を作りながら、レンガを積み上げていきます。

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レンガをカットし、水に浸して モルタルで重ねていく、という 単純な作業ですが、レンガは 水を含んで 重く、モルタルも 左官屋さんのように 手際よく きれいには ぬれません。結構な重労働です。

手は 水と砂で荒れ、真っ赤にはれました。”左官屋さんも 大変だなぁ”と 実感。言葉がこぼれました。

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それでも、レンガを積んでいきます。レンガが高くなり、腰を曲げずに作業ができるようになると、少し余裕が出てきたのか、思い出話が こぼれました。

”こうして 次は何段目 って数えながらやっていると、ログハウスを作った頃を 思い出すよ。あの時も、丸太を 数えながら、重ねていったなぁ”

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そうして、遊び心も…

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でも、慎重に…

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レンガが高く積まれ、ヒートライザーは 姿を消し、

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変わって出てきたのは、遊び心の窓・・・花や オブジェを飾ろうと考えてます

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そして、またもや 窓?…ここは、料理したものを 保温するスペースの予定デス。

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次に出ましたお月様?…いえいえ、煙突の穴です。

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そして 最後。ヒートライザー(まる)と 外側のレンガ積みとの間に パーライトを入れます。

パーライトは 断熱の役割をします。燃焼時 ヒートライザー内の温度をなるべく高く保ちたいので、周りに熱が逃げないようにするのが目的です。

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こうして レンガを積み上げて、8日目。ここにようやく、レンガ積みは終了しました。

想像していたものよりも、大きく感じます。 なんだか、遺跡みたい。目が慣れるまでは、違和感も感じましたが、ここに土を塗ることで、また 雰囲気も変わってくるでしょう。

次回は、煙突の設置と全体に土を塗り、仕上げに入ります。  ~つづく~

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2012年1月19日 (木)

ロケットストーブをつくる②~レンガを積む~

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3日目。

床を熱から保護する断熱用石板を固定して、いよいよ ここに レンガを積み上げていきます。真ん中の2枚のレンガの部分は、灰がたまる場所です。(2つ下の写真の真ん中 点検口のところです)

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積み上げるレンガは、初めに 水に浸しておきます。なぜかというと レンガをつなぐモルタルは、水と反応して固まるからです。

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   レンガを積んで、2段目。右端と真ん中手前の切れているところは、点検口です。

そして、4日目。水平を見ながら慎重に積んで行きます。

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これは、火を起こす燃焼室の床の部分です。

耐火レンガに、アサヒキャスターの目地です。ここに、更に レンガを積んでいくと…


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こうなります。”しかく”と ”まる”がありますね。
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”しかく”が 薪を入れるところ(フィードチューブ)。                            ”まる”が 熱と炎が上昇する”ヒートライザー”へと続くところです。

つまり、”四角”と”丸”が 下の部分のトンネルでつながっていて、そこで薪が燃えるのです(バーントンネル)。  ここも耐火レンガを使っています。

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点検口です。

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5日目。”まる”から 上がる熱気の通り道を作っていきます。

左側の”まる”が ヒートライザー。 真ん中が 一度上昇した熱気が 吹き下がる通路です。そして 右側が吹き下がった熱気が 再度昇ってくる通路です。

簡単にいうと、ロケットストーブの中で、暖かい空気が 上がったり 下がったり移動しながら、ストーブ全体を温めているということになります。そのための通り道です。

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さて、丸のところに、下準備で作った筒を立てます。ボイド管の型に 耐火モルタルを流し込み、筒状に作ったものです。(内径200 高さ900mm)。

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この”しかく”に 薪をいれ、火を起こし、

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 このヒートライザーが 炎と熱を 勢いよく吸い上げることが ロケットストーブの大きな要所になるのです。

とは 言っているものの、実際に うまくいかどうか…いやはや ちょっと 心配でもあります…。

それでは、次回は、更に レンガを積み上げていきます。つづく。

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2012年1月12日 (木)

ロケットストーブをつくる① ~準備から土台まで~

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今朝の気温、氷点下8度。今年の冬は 寒さが厳しいですね。それでも、この薪ストーブのお蔭で、暖かく快適に 過ごしてます。

しかし、薪の消費量が多く、毎年 薪を集めるのは 仕事の合間をぬっての重労働になっています。

ところが、この薪の消費量が少なくて済む~ロケットストーブ~なるものがある,と聞いたのは、一昨年の秋でした。

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これは、軽井沢にあるカフェ、”だーちゃ”で使っているロケットストーブです。両川氏の考案でレンガを積み上げてつくられたものです。

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この他、ワークショップに参加して、杉山氏の版築のロケットストーブも 拝見しました。

このように、その気になれば 自分で作れるのも ロケットストーブの魅力のように思われます。

さあ、それでは 始めましょう!まずは、準備から。

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ロケットストーブは 遠赤外線による輻射熱で 人や家を暖めるので、リビングの中央に設置することにしました。 それには、今まであったカウンターを 切らなければなりません。

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ギーコ ギーコ         よっこいしょっ!!
                   
        

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                   切れましたっ。これで、半日。

さあて、お次は…

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モルタルの準備と        型の準備です。



   


                     

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       そして、上の型に モルタルを流し込みます。

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それから、レンガを モルタルでつなげました。準備だけでも いろいろあるものです。  準備は まだまだ 続きます。

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次は、板に おひさま模様を 打ち付けて、大小 大きさの異なる筒をかぶせました。そうして、


  

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その筒と筒の間に 耐火モルタル(アサヒキャスター)を流し込ます。どんな形のものができるかは、大体 想像つくかと思われますが、ところで 一体、何に 使うのでしょう?

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今度は 板のようなものが 出てきましたね。これは、ACL板(軽量気泡コンクリート)というものです。空気をたくさん含んだ軽石のようなもので、断熱効果があります。

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この板を ロケットストーブのサイズに切り、きれいに やすりをかけました。

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そして、モルタルを塗り、

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ロケットストーブの設置場所に固定します。つまり、この板は 床とストーブとの断熱の役目を担うのですね。真ん中にみえるレンガの役目は、次回に 説明します。

これで、ようやく 準備が完了しました。

明日から、ここに レンガを積み上げる作業に入ります。 この続きは、また 後ほど。

 

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